恋に恋してる?彼に恋してる?
引越し終了。

引っ越す前日に彼から電話があった。

彼:「明日手伝いに行こうか?」

あたし:「えっいいの?そりゃ若い男の手は借りたいけど、うち

 のちちはは来るよ?」

彼:「別に俺は平気」


というわけで、手伝ってもらうことに。ママンとは以前3人で食事したことがあったけど

ちちとちゃんと顔を合わせるのは初めて。

引越しで彼は若い力と高いIQをいかんなく発揮して、ちちからも高評価!!(すげぇ奇跡)

お父さん、お母さん、くったくない笑顔に騙されないで!

あんな事やこんな事平気でするんですよっ、ママンたちが爽やかな好青年だと思ってる男は。笑

彼は卒業研究でこれから益々忙しいのだけど、引越しして近くなったこともあって最近は一緒にいる時間が多かった。

でも、ふと彼のことは大好きで、恋というか愛だと思っているけど、時々その気持ちが本物か分からなくなる時がある。

昔はよく「恋に恋して」続かなかった。
一つ理想と違うところが見つかると、歯車が狂ったゼンマイみたいにもう取り返しがつかない。

好きじゃなくなったとか、友達以上の感情がもてないとかじゃない。

嫌悪・・・ひたすらの嫌悪。

電話も出れない、ただ着信拒否していなくなるだけ。
今思えば、相手に別れを切り出して、相手に罵声を浴びさせられるのがこわかっただけ


独りは寂しいからじゃない?

街を一緒に歩きたいだけじゃない?

恋人がいるって安心感がほしいだけじゃない?

寒い夜、人肌が恋しいだけじゃない?

って・・・

確かにそれも否定できない。でも今の彼には嫌な部分も嫌いになれない。

少女マンガの世界では描かれない彼の男らしい部分とか人間らしい部分、情けない部分さえ愛しい。

何日一緒にいても飽きないし、何回Hしても新鮮。

朝彼が起きて、あたしを起こさないように静かに起きて帰るための身支度をしている時が堪らなく寂しい。


・・・やっぱり私は彼に恋してる。

彼に恋してる自分が好きだし、あたしに恋の嬉しさ辛さ難しさを教えてくれる彼が大好き。


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 『春の雪』By 三島由紀夫

 映画化される前から実家に、ハードカバーがあって気になってた。

電車乗ってる時に読む本を探してて、文庫本を買いました(あたしはハードカバー派)

面白くて一気に読んじゃった。

やっぱ主人公が美しいと読んでても気持ちいい。笑
決して読み終わってハッピーな気分にはなれないし、救われない。
美しい、それが全て。

聡子の黒髪を美やセクシャルに捉えていて、あたしも黒髪にしようかしらと思ったり思わなかったり。

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