死刑囚ナポレオン・ビーズリー最後の言葉。


「私をここに至らしめた自身の行為は、非道であったばかりか、無差別でした。
今夜、世界に宣言します。正義はやり直しの機会を与えてくれない、と。
今夜、次の世代に伝えます。時には、死を与えることが正しいのだ、と」



ジェシカ・ウィリアムズ著
『世界を見る目が変わる50の事実』
世界の死刑執行の8 1%はわずか3カ国に集中している。中国、イラン、アメリカである より
*Virginia Satirの祈り*
    



  
  『無条件の愛』
 

 わたしはあなたを

 束縛せずに愛したい

 判定せずに賞賛したい

 侵入せずに結ばれたい

 強制せずに誘いたい

 後ろめたさなしに別れたい

 責めることなく評価したい

 見下すことなく助けたい

 あなたも同じようにしてくれたなら

 ふたりはほんとうに出会い、おたがいを豊かにできるでしょう

 
 
E・キューブラー・ロス 『「死ぬ瞬間」と死後の生』より

BANANA FISH

2006年7月8日 読書
BANANA FISH
吉田秋生の10年位(もっとかも)前の長編マンガ

優しいだけが取り柄の日本人の男の子と
ブロンドで美形、IQ200以上でストリートギャングのボスの男の子との
友達以上恋人未満のような関係のストーリー。

『YASHA』で登場するシン・スウ・リンは少年時代を『BANANA FISH』で描かれていて『BANANA〜』が終わっても続いているんだな〜と思った。

ベトナム戦争、マフィア、ゲイ、麻薬、レイプ、殺人とか女性作家なのに女の子との恋愛は全然出てこないで
中学生くらいだったあたしには難しい内容だったけど、ブロンド美少年のアッシュに惚れて読んでた(笑)

昨日、たまたまマンガからメモった言葉が書いてあるノートを見つけて懐かしくなってここに載せようと思った。



   ”君を守らなければ”とずっと思っていた

   ”ぼくは何から君を守りたかったんだろう?”

    ぼくは運命から君を守りたかった
   
    君を連れさり
   
    押し流す運命から

            
バターはどこへ溶けた?
数年前『チーズはどこへ消えた?』という本が大ベストセラーになった。

その少し後に出版されたのが、ディーン・リップルウッド著『バターはどこへ溶けた?』である。

『チーズ〜』と比較されこっちも売れたらしいが、便乗本やらパクリ本との汚名をきせられた本である。

私は『チーズ〜』を読んでいないから『バター〜』が、パクリであるとかそういったことは分らない。

先日、ふらりと立ち寄ったブックオフの105円コーナーで見つけて何気なく購入した。

アマゾンのレビューには
「登場するのは、賢いキツネとのんびり屋のネコ、それと「バター」。
バターとは、追い求めだしたらキリがない、財産、名誉、出世、権力…の象徴。
シンプルでなにげない物語には、自分らしく生きるためのヒントが込められている。」と書かれている。

あたしにとってバターは財産や名誉、出世うんたらではない。

あたしにとってバター=恋愛であり、彼氏。。。かもしれない。

本のなかには、彼との恋愛のなかで参考になることがいくつか書かれていた。

例えば・・・

なんのわけもなく、
なんとなく好きというのが
きっと、
いちばん好きということなのだろう

「あたしのどこが好きなの?」
「なんであたしと付き合ってるの?」

付き合い始めの頃、ケンカする度、不安になる度にそう聞いた。

彼は「どことは言えないけど全体的に見て好き」
「好きなことに理由がなきゃいけない?」

とか明確には答えてくれなかった。
それが不満だったし余計に不安にさせた。

でも逆に、彼のどこが好きかって聞かれたら、多分あたしも同じように答えるだろうな。

すごく好き。
彼の全部が大好き。

何で?と聞かれたらやっぱり答えられない。

ところが、本人も知らないうちに、バター(あたしにとっては彼との愛)はあたしのなかで変化して、

あたしにとって幸福を与えてくれるものから、あたしを苦しめるものへ変化してしまう(させてしまう)

バターは絶対的なものになって、それを貪欲に求め、失くす事を恐れるようになってしまう。
バターを守るために他を犠牲にしていることにも気付かない・・・

他にも

なくなったものはしかたない

とか、

かけがえのないもの・・・・
ほんとうにつらいときに、
なにもなくなったときに、
だれもいなくなったときに、
心に浮かぶあたたかいもの

読み終わるのに1時間もかからない薄い本だけど、恋愛している人に是非読んでもらいたいと思いました。

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 『バターはどこへ溶けた?』By ディーン・リップルウッド

 Where Has My Butter Gone?
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