バターはどこへ溶けた?
2006年1月8日 読書
数年前『チーズはどこへ消えた?』という本が大ベストセラーになった。
その少し後に出版されたのが、ディーン・リップルウッド著『バターはどこへ溶けた?』である。
『チーズ〜』と比較されこっちも売れたらしいが、便乗本やらパクリ本との汚名をきせられた本である。
私は『チーズ〜』を読んでいないから『バター〜』が、パクリであるとかそういったことは分らない。
先日、ふらりと立ち寄ったブックオフの105円コーナーで見つけて何気なく購入した。
アマゾンのレビューには
「登場するのは、賢いキツネとのんびり屋のネコ、それと「バター」。
バターとは、追い求めだしたらキリがない、財産、名誉、出世、権力…の象徴。
シンプルでなにげない物語には、自分らしく生きるためのヒントが込められている。」と書かれている。
あたしにとってバターは財産や名誉、出世うんたらではない。
あたしにとってバター=恋愛であり、彼氏。。。かもしれない。
本のなかには、彼との恋愛のなかで参考になることがいくつか書かれていた。
例えば・・・
なんのわけもなく、
なんとなく好きというのが
きっと、
いちばん好きということなのだろう
「あたしのどこが好きなの?」
「なんであたしと付き合ってるの?」
付き合い始めの頃、ケンカする度、不安になる度にそう聞いた。
彼は「どことは言えないけど全体的に見て好き」
「好きなことに理由がなきゃいけない?」
とか明確には答えてくれなかった。
それが不満だったし余計に不安にさせた。
でも逆に、彼のどこが好きかって聞かれたら、多分あたしも同じように答えるだろうな。
すごく好き。
彼の全部が大好き。
何で?と聞かれたらやっぱり答えられない。
ところが、本人も知らないうちに、バター(あたしにとっては彼との愛)はあたしのなかで変化して、
あたしにとって幸福を与えてくれるものから、あたしを苦しめるものへ変化してしまう(させてしまう)
バターは絶対的なものになって、それを貪欲に求め、失くす事を恐れるようになってしまう。
バターを守るために他を犠牲にしていることにも気付かない・・・
他にも
なくなったものはしかたない
とか、
かけがえのないもの・・・・
ほんとうにつらいときに、
なにもなくなったときに、
だれもいなくなったときに、
心に浮かぶあたたかいもの
読み終わるのに1時間もかからない薄い本だけど、恋愛している人に是非読んでもらいたいと思いました。
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『バターはどこへ溶けた?』By ディーン・リップルウッド
Where Has My Butter Gone?
その少し後に出版されたのが、ディーン・リップルウッド著『バターはどこへ溶けた?』である。
『チーズ〜』と比較されこっちも売れたらしいが、便乗本やらパクリ本との汚名をきせられた本である。
私は『チーズ〜』を読んでいないから『バター〜』が、パクリであるとかそういったことは分らない。
先日、ふらりと立ち寄ったブックオフの105円コーナーで見つけて何気なく購入した。
アマゾンのレビューには
「登場するのは、賢いキツネとのんびり屋のネコ、それと「バター」。
バターとは、追い求めだしたらキリがない、財産、名誉、出世、権力…の象徴。
シンプルでなにげない物語には、自分らしく生きるためのヒントが込められている。」と書かれている。
あたしにとってバターは財産や名誉、出世うんたらではない。
あたしにとってバター=恋愛であり、彼氏。。。かもしれない。
本のなかには、彼との恋愛のなかで参考になることがいくつか書かれていた。
例えば・・・
なんのわけもなく、
なんとなく好きというのが
きっと、
いちばん好きということなのだろう
「あたしのどこが好きなの?」
「なんであたしと付き合ってるの?」
付き合い始めの頃、ケンカする度、不安になる度にそう聞いた。
彼は「どことは言えないけど全体的に見て好き」
「好きなことに理由がなきゃいけない?」
とか明確には答えてくれなかった。
それが不満だったし余計に不安にさせた。
でも逆に、彼のどこが好きかって聞かれたら、多分あたしも同じように答えるだろうな。
すごく好き。
彼の全部が大好き。
何で?と聞かれたらやっぱり答えられない。
ところが、本人も知らないうちに、バター(あたしにとっては彼との愛)はあたしのなかで変化して、
あたしにとって幸福を与えてくれるものから、あたしを苦しめるものへ変化してしまう(させてしまう)
バターは絶対的なものになって、それを貪欲に求め、失くす事を恐れるようになってしまう。
バターを守るために他を犠牲にしていることにも気付かない・・・
他にも
なくなったものはしかたない
とか、
かけがえのないもの・・・・
ほんとうにつらいときに、
なにもなくなったときに、
だれもいなくなったときに、
心に浮かぶあたたかいもの
読み終わるのに1時間もかからない薄い本だけど、恋愛している人に是非読んでもらいたいと思いました。
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『バターはどこへ溶けた?』By ディーン・リップルウッド
Where Has My Butter Gone?
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